この記事を読むと、訪問介護・訪問看護事業所のホームページを改善して、利用者家族からの問い合わせを増やすための具体的な5つのコツが分かります✨
「ホームページはあるのに問い合わせが来ない」「同じ地域の介護施設に負けている気がする」——そんな悩みを抱える事業所は、関西エリアでも少なくありません。
ホームページを作っただけで集客できる時代は終わりました。今の利用者家族は、スマートフォンで複数の事業所を比較し、信頼できると判断した1社だけに連絡します。選ばれるためには、ホームページの中身と構造、両方の見直しが必要です。
- 💬 ホームページを開設してから2年以上、問い合わせが月0〜1件のまま
- 💬 「訪問介護 〇〇市」で検索しても自社サイトが上位に出てこない
- 💬 スタッフ紹介やサービス内容は載せているのに、なぜか離脱される
- 💬 ケアマネージャーからの紹介頼みで、自己集客の手がかりがない
- 💬 デイサービスや他の介護施設と比べて何が違うのか、訴求できていない
訪問介護のホームページが「見られているのに選ばれない」理由
Googleアナリティクスを確認すると、月数百件のアクセスがあるのに問い合わせはゼロ——という事業所は実際に存在します。アクセスと問い合わせが連動しない原因は、ほぼ決まっています。
「よく『介護は口コミで集まるから、ホームページは名刺代わりでいい』と言われますが、実際は家族の8割以上がスマートフォンで事業所を検索して比較しています。」ケアプランを作るケアマネージャーも、紹介先の事業所をウェブで確認するケースが増えています。名刺代わりの薄いホームページでは、比較検討の土台にすら乗れません。
問題は3つの層に分かれます。ひとつ目は「見つからない(SEO・MEOの問題)」、ふたつ目は「見つかっても読まれない(コンテンツ・デザインの問題)」、みっつ目は「読まれても行動しない(導線・信頼構築の問題)」です。どの層でつまずいているかを把握することが改善の出発点です。
訪問介護ホームページで問い合わせを増やす5のコツ
コツ1:スマートフォンでの表示を最優先に整える
訪問介護・訪問看護の情報を探す利用者家族のうち、スマートフォンからアクセスするユーザーは全体の7割を超えます。「PCでは綺麗に見えるのにスマホで崩れる」という状態のまま放置しているサイトは、それだけで問い合わせの機会を大量に失っています。
確認すべきポイントは次の通りです。
- ・ 電話番号がタップで発信できるリンクになっているか
- ・ フォームの入力フィールドがスマホで操作しやすいサイズか
- ・ 画像や文字がスマホ画面からはみ出していないか
- ・ ページの読み込みが3秒以内に完了するか(表示速度改善)
表示速度は見落とされがちですが、Googleのデータでは3秒を超えると離脱率が大幅に上がります。WordPressで作成したサイトであれば、画像の圧縮と不要プラグインの削除だけでも速度は改善できます。
コツ2:「対応エリア」と「サービス内容」をトップページで明示する
利用者家族が最初に知りたいのは「自分の親が住む地域に来てもらえるか」です。対応エリアがトップページに記載されていない事業所は驚くほど多く、それだけで離脱の原因になります。
地図や市区町村名のリストで対応エリアを明示し、その下にサービス内容(身体介護・生活援助・重度訪問介護など)を一覧で載せます。「訪問看護との違いは?」「デイサービスとの組み合わせは可能?」といった家族が抱きやすい疑問をFAQとして先回りして答えておくと、問い合わせの質も上がります。
コツ3:スタッフの顔と資格を「実名・顔写真つき」で掲載する
介護サービスは、担当するスタッフへの信頼が契約の決め手になります。「資格保有者〇名」という数字だけの紹介では、家族は安心できません。
実名・顔写真・保有資格・一言コメントがセットになったスタッフ紹介ページは、問い合わせ転換率に直結します。「写真掲載を嫌がるスタッフがいる」という事業所も多いですが、イラストや後ろ姿写真でも掲載なしよりはるかに効果があります。
なぜそうなるのか? 家族は「この人に親の世話を任せられるか」をホームページで判断しています。顔が見えないサービスに、不安を抱えた家族は連絡しません。
コツ4:Googleビジネスプロフィールとホームページを連動させる
「訪問介護 神戸市」「訪問看護 吹田市」のように地域名を含む検索では、Googleマップの結果(MEO対策)が上位に表示されます。Googleビジネスプロフィール(GBP)が最適化されていない事業所は、この検索流入をほぼゼロに近い状態で取りこぼしています。
GBPに登録する情報のうち、特に重要なのは次の3点です。
- ⭐ 営業時間・対応可能な時間帯の正確な記載
- ⭐ サービス内容と対応エリアの詳細説明
- ⭐ 利用者・ご家族からのGoogleレビューの収集
GBPに掲載するウェブサイトのURLには、必ずホームページのトップページを設定します。GBP経由でホームページに流入した訪問者が問い合わせに進むかどうかは、ランディングページの質で決まります。
コツ5:問い合わせ導線を「1クリック以内」に設計する
どのページを見ていても、すぐに電話またはフォームに到達できる導線設計が必要です。ヘッダーに電話番号を固定表示し、スマートフォンではフッターに「今すぐ電話する」ボタンを常時表示させます。
問い合わせフォームの入力項目は最小限に絞ります。「名前・電話番号・相談内容(自由記述)」の3項目で十分です。住所・生年月日・介護度などを最初から聞くフォームは、完了率が著しく低下します。詳しい情報は電話やメールでのやり取りの中で収集するという流れに変えるだけで、問い合わせ件数は変わります。
事例:神戸市の訪問介護事業所の改善プロセス
事例:開設から6年、問い合わせが月1件だったサイトを改修
以前、兵庫県神戸市の訪問介護事業所からご相談をいただいたことがあります。6年前に業者に依頼して作ったホームページがあるが、問い合わせは月に多くて1件。スタッフ採用も含めてWeb経由での成果がほぼゼロという状態でした。
サイトを確認すると、スマートフォンでの表示崩れ・電話番号のリンクなし・GoogleビジネスプロフィールのウェブサイトURLが旧サイトのまま・スタッフ紹介は名前のみで顔写真なし、という状態でした。対応エリアはサービス紹介ページの下部に小さく書いてあるだけで、トップページには一切記載がありませんでした。
grandiosoでWordPressサイトを作り直し、スマートフォン対応・GBP連動・スタッフ顔写真掲載・対応エリアのトップ明示・フォーム簡略化を同時に実施しました。公開から47日後に月間問い合わせ件数が11件に達し、そのうちケアマネージャー以外からの自己集客が7件でした。ご家族からの直接問い合わせが生まれたのはこれが初めてだとおっしゃっていました。
同様に、大阪府吹田市の訪問看護ステーションからのご依頼では、GBPの最適化とスマートフォン向け問い合わせ導線の改修を中心に対応しました。リニューアルから38日後、月間のGBP経由クリック数が14件から63件に増加し、問い合わせも月3件から9件に改善しています。
grandiosoからの正直な話:「安いテンプレートで十分」は条件次第です
正直に言うと、「とにかく費用を抑えたい」「スタッフ10名以下で地域密着だけで回っている」という事業所には、高額なフルオーダーサイトは当てはまりません。予算30万以下であれば、WordPressの既存テンプレートにコンテンツを丁寧に入れた構成でも十分な成果を出せます。私たちはそのようなご相談にも対応しています。
一方、「地域内で複数の事業所と競合している」「エリアを広げたい」「採用と集客を同時にWebで解決したい」という事業所には、構造から設計し直したサイトが必要です。費用の差は目的の差です。どちらの方針が合っているかは、最初の相談で一緒に整理します。
よくある失敗:「介護の専門用語を並べすぎる」問題
よくある失敗:専門用語だらけのサービス紹介ページ
「身体介護」「生活援助」「重度訪問介護」「ケアプラン」——これらの言葉は業界内では当たり前ですが、初めて介護サービスを探す家族には伝わりません。サービス紹介ページが専門用語だらけになっていると、家族は「自分には難しそう」と感じてすぐに離脱します。
「身体介護とは? 入浴・排泄・食事の介助など、直接体に触れるサポートです」のように、見出し直下に1行で平易な説明を補足するだけで滞在時間は伸びます。ケアマネージャー向けの情報と、ご家族向けの情報を分けてページを作ることも有効です。
専門性を示すことと、分かりやすく伝えることは矛盾しません。むしろ「難しいことを分かりやすく説明できる事業所」という印象が、信頼に直結します。
まずこの3つだけでいい:優先順位の整理
5つのコツを一度に対応するのが難しい場合は、次の3つを先に着手してください。効果が出る順に並べています。
- 💡 スマートフォン表示の確認と電話リンクの設置(費用ゼロ・今日できる)
- 💡 Googleビジネスプロフィールの対応エリア・URLの更新(費用ゼロ・30分以内)
- 💡 トップページへの対応エリア明示(ページ編集権限があれば自分で対応可能)
この3つで、今月中に検索流入の質が変わる可能性があります。スタッフ顔写真の掲載とフォームの簡略化は、上記3つの改善後に着手しても遅くありません。
セルフチェック:自社サイトは大丈夫?
- ✅ スマートフォンで自社サイトを開いて、電話番号をタップで発信できるか確認した
- ✅ トップページを見ただけで対応エリアが分かる構成になっている
- ✅ スタッフの顔写真・氏名・資格が掲載されている(または掲載計画がある)
- ✅ Googleビジネスプロフィールに登録されており、ウェブサイトURLが現在のサイトを指している
2つ以上当てはまらない項目があれば、今のホームページは本来獲得できる問い合わせを取りこぼしている状態です。改善の余地があります。
まずはここから始めてみませんか?
自分で改善したい方へ
まずはスマートフォンで自社サイトの電話番号タップ発信とGoogleビジネスプロフィールのURL確認から始めてみてください。
プロに相談したい方へ
「何から手をつければいいか分からない」「リニューアルを検討しているが費用感が分からない」という方は、お気軽にご相談ください。現状の課題と改善ポイントを、専門用語なしで分かりやすくお伝えします。
私たち株式会社grandiosoは、関西エリアを中心に全国の中小企業・個人事業主の皆さまにホームページ制作やシステム開発をご提供しています。
この記事でご紹介した内容も、すべて当サイトで実際に運用しているものです。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください✨
































