この記事を読むと、リフォーム会社がランディングページ(LP)制作で見積もり依頼を増やすための設計ポイントと、実際に機能する改善手順が分かります✨
「ホームページやLPを作ったのに、見積もりの問い合わせがほとんど来ない」というご相談をリフォーム会社の方から受けることがあります。原因を調べると、ページの内容よりも「設計の問題」であるケースが非常に多いです。
- 💬 LPは公開したけれど、見積もり依頼がほとんど届かない
- 💬 問い合わせフォームまで辿り着く前に離脱されている気がする
- 💬 競合のリフォーム会社と何が違うのか、自分では判断できない
これらは、LPの「構成」と「見せ方」を整えるだけで改善できることが多いです。この記事では、私たちが10年以上にわたりリフォーム会社を含む中小企業のホームページ・LP制作を支援してきた経験をもとに、見積もり依頼につながるLPの設計ポイントを解説します。
なぜリフォームのLPは見積もり依頼につながりにくいのか
リフォームを検討しているお客様は、GoogleやYahoo!で「地域名+リフォーム」「キッチン リフォーム 費用」などと検索し、複数のLPや会社サイトを比較します。そのなかで「ここなら安心して相談できそう」と感じた会社にだけ、見積もりを依頼します。
つまり、見積もり依頼を増やすために必要なのは「すごいデザイン」ではありません。リフォームは一生に何度もある大きな買い物だからこそ、「信頼できるか」「費用感が分かるか」「連絡しやすいか」という3点がLPに揃っているかどうかが、依頼率を左右します。
では具体的に、どこから手をつければいいのでしょうか。
まずこの3つだけ|今日から確認できること
LP全体を一度に見直すのは負担が大きいと感じる方は、まずこの3つだけ確認してみてください。
- 💡 スマホでLPを開いて、問い合わせボタンまでスムーズに辿り着けるか確認する
- 💡 ページを開いてから3秒以内に「何をしてくれる会社か」が伝わるか確認する
- 💡 施工事例の写真とビフォーアフターが掲載されているか確認する
この3点が揃っていないLPは、どれだけ広告費をかけても見積もり依頼には結びつきにくいです。改善の優先順位をここから始めることをすすめています。
ポイント1|スマホでの操作性を最優先に設計する
リフォームを検討しているお客様の多くは、スマートフォンで情報を調べています。にもかかわらず、パソコン向けに作られたLPをスマホに流用しているケースは今も多く残っています。
スマホでLPを開いたとき、文字が小さすぎて読みにくい、「無料見積もりはこちら」ボタンが小さくて押せない、問い合わせフォームの入力欄が狭い——こうした状態では、見積もりを依頼しようとしたお客様が途中で諦めてしまいます。
⭐ スマホ対応(レスポンシブデザイン)の確認ポイント
- ・ ファーストビュー(最初に画面に映る部分)に「会社名」「施工エリア」「見積もりボタン」が入っているか
- ・ 電話番号がタップ発信リンクになっているか
- ・ ボタンの高さが44px以上で押しやすいか
- ・ フォームの入力フィールドが横に広がらず縦に並んでいるか
スマホでの操作性を整えるだけで、フォームの完了率(=最後まで送信する割合)が上がります。見積もり依頼の数は、LP全体のクオリティよりも「送信ボタンを押すまでに何回つまずくか」で決まることが多いです。
ポイント2|ファーストビューで「誰のためのLP」かを明確に伝える
LPを開いてから数秒でお客様は「このページは自分に関係があるか」を判断します。その数秒で離脱されると、どれほど良い施工実績や価格帯を載せていても読んでもらえません。
ファーストビューに必要な要素は4つです。
- ・ 施工エリア(例:「神戸市・大阪市対応」)
- ・ 対応できるリフォームの種類(例:「キッチン・浴室・外壁・屋根」)
- ・ 信頼を示す一言(例:「施工実績○○件以上」「地域密着20年」)
- ・ 行動を促すボタン(例:「まず無料で見積もりを依頼する」)
ここで注意したいのは、会社のキャッチコピーや理念を大きく出すことが必ずしも正解ではないという点です。「暮らしに笑顔を」といった抽象的なコピーよりも、「神戸市・大阪市でキッチンリフォームを検討中の方へ」という具体的な一文の方が、対象のお客様に刺さります。
ポイント3|費用・料金の目安を正直に見せる
リフォームのLPで「料金は現地調査後にご案内します」とだけ書いてあるページは、見積もり依頼の機会を逃しています。お客様はLPを見た段階で、ある程度の予算感が分からないと「問い合わせたら思ったより高かった」という不安から連絡を躊躇します。
完全な料金表を掲載できなくても、「目安費用」として代表的なリフォームの価格帯だけでも示すと、依頼のハードルが下がります。以下のような形式が参考になります。
| リフォーム箇所 | 費用の目安 | 工期の目安 |
|---|---|---|
| キッチン交換 | 80万円〜150万円 | 3〜5日 |
| 浴室リフォーム | 70万円〜130万円 | 2〜4日 |
| 外壁塗装(一般住宅) | 60万円〜120万円 | 7〜14日 |
| トイレ交換 | 15万円〜40万円 | 1日 |
「目安」と明記した上で「実際の費用は現地調査後に正確にお伝えします」と補足することで、お客様に誤解を与えずに安心感を提供できます。リフォーム会社のLP制作で費用・料金の目安を示すことは、見積もり依頼を増やす上で最も効果的な施策の一つです。
ポイント4|施工事例をビフォーアフター形式で掲載する
リフォームは「完成後の状態を想像しにくい」という商品特性があります。だからこそ、施工事例のビフォーアフター写真は、お客様が見積もり依頼を決断する際の大きな後押しになります。
施工事例に含めるべき情報は以下の4点です。
- ・ 施工前・施工後の写真(同アングルで撮影する)
- ・ 施工箇所・使用素材・メーカー名
- ・ おおよその費用(例:キッチン全体交換 約98万円)
- ・ お客様の声(許可をいただいた上で)
⚠️ 施工事例でやりがちなNG:写真の枚数を増やすことだけに注力して、費用感や施工の背景を省いてしまうケースです。「見た目がきれい」だけでは判断材料が足りず、問い合わせにはつながりにくいです。写真と情報のセットで掲載してください。
ポイント5|ページの表示速度を改善する
LPに施工事例の写真を多く掲載する場合、表示速度(=ページが開くまでの時間)が遅くなりやすいです。スマホで開いてから3秒以上かかるLPは、それだけで約53%のユーザーが離脱するというデータがあります。
表示速度の改善(=ページスピード最適化)は技術的な作業ですが、最も効果が大きいのは画像の圧縮です。スマホで撮影した施工写真をそのままアップロードすると1枚で数MBになることがあります。これをWebP(ウェブピー)形式に変換して圧縮するだけで、表示速度は大きく改善します。
また、Google PageSpeed Insights(無料ツール)でURLを入力するだけで現状のスコアと改善提案が確認できます。スコアが50以下の場合は早急な対応が必要です。
事例:神戸市のリフォーム会社でLP公開から47日後に月3件→13件に増加
以前、兵庫県神戸市のリフォーム会社からご相談をいただいたことがあります。当時は自社サイトに「サービス紹介ページ」はあったものの、見積もり依頼につながるLPは存在せず、月に届く問い合わせは3件前後で推移していました。
私たちが設計・制作したLPでは、以下の点を重点的に取り組みました。
- ・ ファーストビューに「神戸市・阪神エリア対応」と「施工実績350件以上」を明記
- ・ キッチン・浴室・外壁の3カテゴリーで目安費用を表形式で掲載
- ・ 施工事例をビフォーアフター写真付きで7件掲載
- ・ スマホでの表示を最優先にレイアウト設計
- ・ 画像をWebP形式に変換してページ表示速度を改善
LP公開から47日後、見積もり依頼の件数は月3件から13件に増加しました。特に「施工事例に費用が書いてあったので、予算感が合うと判断して依頼した」というお客様からのフィードバックが複数あり、料金の目安掲載が依頼の後押しになっていました。
また、大阪府大阪市のリフォーム会社からもご相談をいただいたことがあります。LP制作と合わせてGoogleビジネスプロフィールの整備(営業エリアの設定・施工写真の追加)を進めたところ、「大阪市 リフォーム」の検索からLPへの流入が増え、問い合わせにつながる件数が改善したとご報告いただきました。
Googleビジネスプロフィールとの連携で見積もり依頼を底上げする
LPの改善と並行して進めると効果的なのが、Googleビジネスプロフィール(=Googleマップ上のビジネス情報を管理する無料ツール)の整備です。「神戸市 リフォーム」「大阪市 外壁塗装」のように地域名を含む検索では、Googleマップの表示枠が上位を占めます。ここに自社が表示され、かつLPへの導線が整っていると、見積もり依頼の機会が増えます。
Googleビジネスプロフィールで今すぐ取り組める項目は以下の3つです。
- ・ 施工対応エリアを正確に設定する(市区町村単位で追加できる)
- ・ 施工前・施工後の写真を定期的に追加する(月2〜3枚が目安)
- ・ お客様からのクチコミに返信を欠かさない
LPとGoogleビジネスプロフィールの両方を整備することで、検索からLPへの流入と、マップからの問い合わせの両方を取り込めます。どちらか一方だけでは取りこぼしが生まれます。
よくある失敗:LP制作を依頼して公開したあとに放置してしまう
LP制作会社に依頼してLPを公開した後、「あとは自動で問い合わせが来る」と思ってそのまま更新しないのは、最もやりがちな失敗パターンです。
LPは公開がゴールではありません。Googleの検索アルゴリズム(=検索順位を決める仕組み)は定期的に更新されますし、競合のリフォーム会社も改善を続けています。公開後に何も変えないと、徐々に検索順位が下がり、LPへのアクセスが減り、見積もり依頼が止まります。
LP公開後に定期的に確認すべき項目は3つです。
- ・ Google アナリティクス(=サイトのアクセスを分析する無料ツール)でLP訪問者数と離脱率を月1回確認する
- ・ 施工事例を追加する(最低でも四半期に1件)
- ・ Googleビジネスプロフィールの写真・情報を更新する
リフォーム会社のLP制作費用・料金の選び方として、「制作後の運用サポートをしてもらえるか」を確認することも依頼先を決める重要な基準です。初期費用だけで比較すると、更新・改善が止まったLPを抱えることになります。
まずはここから始めてみませんか?
LP公開前・改善前に、以下の項目をセルフチェックしてみてください。
- ✅ スマホでLPを開いて問い合わせボタンまでスムーズに辿り着ける
- ✅ ファーストビューに施工エリアと対応メニューが明記されている
- ✅ 主要なリフォーム箇所の費用目安が掲載されている
- ✅ ビフォーアフター写真付きの施工事例が3件以上ある
自分で改善したい方へ
まずはGoogle PageSpeed Insightsでの表示速度スコア確認と、スマホでのLPの操作チェックから始めてみてください。
プロに相談したい方へ
「どこを改善すれば見積もり依頼が増えるか判断できない」という方は、お気軽にご相談ください。現状の課題と改善ポイントを、専門用語なしで分かりやすくお伝えします。
私たち株式会社grandiosoは、関西エリアを中心に全国の中小企業・個人事業主の皆さまにホームページ制作やシステム開発をご提供しています。
この記事でご紹介した内容も、すべて当サイトで実際に運用しているものです。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください✨































