この記事を読むと、製造業・工場・メーカーのホームページからBtoB(企業間取引)の問い合わせを増やす4つのポイントが分かります✨
- 💬 ホームページはあるが、取引先から問い合わせがほとんど来ない
- 💬 展示会や紹介に頼った営業しかできていない
- 💬 「うちの技術をもっと知ってもらいたいが、どう伝えればいいか分からない」
- 💬 競合他社と比べて何が違うのか、サイトで伝えられていない
製造業のホームページには、一般消費者向けのサービス業とは異なる設計が必要です。以前、兵庫県尼崎市の金属加工メーカーからご相談をいただいたことがあります。「自社サイトは10年前に作ったまま。問い合わせは年に数件しか来ない」というお悩みでした。技術力は確かなのに、それがサイト上でまったく伝わっていない状態でした。
BtoB(=企業間取引)で発注先を探している購買担当者は、個人客とは全く異なる視点でサイトを見ます。「この会社に任せて大丈夫か」「自社の要件に対応できるか」を、わずか数分で判断します。その判断材料を的確に揃えることが、製造業のHP設計で最も大切なことです。
ポイント1:技術力・加工実績を「具体的な数字と写真」で見せる
製造業のHPでよく見かけるのが、「高品質な製品を提供します」「豊富な実績があります」といった表現。これでは購買担当者には何も伝わりません。
実際に製造業の案件を手がけていると、必ず担当者から「どの程度の精度まで対応できますか」「過去にどんな材質・形状を加工しましたか」と聞かれます。サイトでこの質問に先回りして答えられている会社は、圧倒的に問い合わせ率が高い。それが現場の実感です。
- ⭐ 対応可能な加工精度(例:±0.01mm)を数字で明記する
- ⭐ 素材・業種・用途別の加工事例を写真付きで掲載する
- ⭐ 保有設備の型番・加工サイズ・台数を一覧で示す
- ⭐ 取得資格・認証(ISO、JIS等)を視認しやすい位置に配置する
「自社の強みをどう言語化すればいいか分からない」という声もよく聞きます。そのときは、営業担当者が商談でよく話す内容をそのままサイトに載せることから始めると、自然と購買担当者の刺さる言葉が集まります。
ポイント2:問い合わせフォームの設計と導線
なぜ問い合わせが来ないのか? 技術力の問題ではなく、「フォームにたどり着けない」「入力項目が多すぎて離脱する」という構造的な問題であることが少なくありません。
BtoBの問い合わせフォームには、以下の原則があります。
- 💡 必須項目は「会社名・氏名・メールアドレス・問い合わせ内容」の4つに絞る
- 💡 「まずは相談だけでも可」という一文を添える(ハードルを下げる)
- 💡 トップページと技術・実績ページの両方に問い合わせボタンを配置する
- 💡 フォーム送信後の「確認・返信の流れ」を明記する(いつ返信が来るか不安を解消)
大阪府豊中市の部品製造会社からご依頼をいただいた際、フォームの項目を8つから4つに削減し、各ページにCTAボタンを設置しただけで、サイトリニューアルから71日後には月の問い合わせが1件から6件に増えました。技術的な変更は一切していません。導線の問題だけで、これほど変わります。
よくある失敗:問い合わせフォームを1箇所しか置かない
製造業のサイトでは、「お問い合わせ」ページにフォームを1つ置いているだけというケースが多く見られます。購買担当者は「加工事例」ページや「設備一覧」ページを見ながら「これは使えそうだ」と感じた瞬間に行動します。その瞬間にボタンがなければ、そのまま離脱します。各コンテンツページにCTAボタンを設置することは、製造業HPで最も効果的な改善の1つです。
ポイント3:スマホ対応と表示速度の改善
「BtoBだからスマホ対応は後回しでいい」という声をよく聞きます。ところが実際に製造業のサイト分析をしていると、問い合わせの3〜4割がスマホからというデータが出るケースも珍しくありません。購買担当者も移動中や現場でスマホを使って下調べをしています。
スマホ対応(レスポンシブ=スマホでも見やすく自動調整される設計)と表示速度の改善は、SEO評価にも直結します。Googleはページの読み込みが遅いサイトを検索順位で下げる傾向があります。製造業の技術資料ページは画像が多くなりがちなので、WebP形式への変換と遅延読み込みの設定は必須です。
- ⚠️ スマホで見たときに文字が小さすぎて読めない状態になっていないか
- ⚠️ 画像が横にはみ出してスクロールが必要になっていないか
- ⚠️ ページの読み込みに3秒以上かかっていないか(3秒超で離脱率が急増する)
ポイント4:SEO設計(地域名+業種キーワード戦略)
製造業の新規取引先開拓において、GoogleやYahooでの検索流入は無視できません。「尼崎市 金属加工」「兵庫県 プレス加工 外注」のような複合キーワードで上位に出ることで、エリア内の発注先を探している企業に直接見つけてもらえます。
大手メディアが独占しているビッグワードは狙えませんが、「地域名+加工種類」「素材名+加工」といったロングテールキーワードは、中小製造業でも十分に上位表示を狙えます。
- 💡 H1・H2見出しに「尼崎市 金属加工」「豊中市 部品製造」等の地域+業種キーワードを自然に入れる
- 💡 各加工技術のページを個別に作り、ページごとに異なるキーワードを設定する
- 💡 Googleビジネスプロフィールを整備し、サイトと連動させる
正直に言うと、「ホームページを作れば自然に問い合わせが来る」は製造業では当てはまりません。技術系の情報は検索ボリュームが少なく、放置しても検索上位には出ません。だからうちでは、HP制作と同時にSEOキーワード設計を行い、公開後3〜6ヶ月間のコンテンツ追加計画をセットで提案しています。
逆に言えば、SEO設計まで含めたHP制作に取り組む製造業はまだ少ない。地域内での競合が少ないいま、早めに動いた会社が検索結果で安定した上位を獲得しやすい状況です。具体的な進め方が知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
まず2つだけやること
「全部やろうとすると動けない」という声もよく聞きます。リソースが限られているなら、まずこの2つだけでいい。
- ⭐ 加工事例ページに写真と数字(精度・サイズ・素材)を追加する(技術の証明になる)
- ⭐ スマホで自社サイトを開き、問い合わせフォームまで1分以内にたどり着けるか確認する(導線の確認)
この2つを実施するだけで、現状より問い合わせが増える可能性は十分あります。大規模なリニューアルは、その後でも遅くありません。
あなたのサイトは大丈夫?チェックリスト
- ✅ 自社の加工精度や対応素材が、数字で明記されていない
- ✅ スマホで見ると文字が小さくて読みづらい、またはレイアウトが崩れる
- ✅ 問い合わせフォームが「お問い合わせページ」の1箇所にしかない
- ✅ 直近1ヶ月でホームページからの問い合わせが2件以下だった
2つ以上当てはまるなら、HP改善に取り組むタイミングです。放置していても状況は変わりません。
まずはここから始めてみませんか?
自分で改善したい方へ
まずはスマホで自社のホームページを開き、問い合わせフォームまでたどり着けるか確認することから始めてみてください。
プロに相談したい方へ
「ホームページから問い合わせが来ない」という方は、お気軽にご相談ください。現状の課題と改善ポイントを、専門用語なしで分かりやすくお伝えします。
私たち株式会社grandiosoは、関西エリアを中心に全国の中小企業・個人事業主の皆さまにホームページ制作やシステム開発をご提供しています。
この記事でご紹介した内容も、すべて当サイトで実際に運用しているものです。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください✨
































