この記事を読むと、葬儀社・式場のホームページから相談件数を増やすための具体的な工夫が分かります✨
- 💬 ホームページを作ったのに、問い合わせがほとんど来ない
- 💬 料金を載せていいのか、どこまで見せればいいのか分からない
- 💬 競合の式場に比べてHPが古い気がするけど、何から手をつければいい?
- 💬 葬儀という業種で、ネット集客なんて本当に効果があるのか半信半疑
こうした悩みを抱えている葬儀社・セレモニーホールの方に向けて、実際にgrandiosoが手掛けた改善事例をもとに解説します。
葬儀社・式場のHP集客が難しい本当の理由
よく「葬儀社・式場はネット集客が難しい」と言われます。ところが実際に葬儀社・式場のHP制作を手掛けていると、「難しい」のではなく、”見せ方が間違っている”という壁にぶつかります。葬儀の問い合わせは感情的・緊急的な場面で発生するため、検索してから問い合わせまでの時間が極端に短い。つまり、「後で検討しよう」という余裕が家族にはない状態です。これを知っているかどうかで、HPが問い合わせ獲得に機能するかどうかが変わります。
葬儀社やセレモニーホールに訪れるユーザーの多くは、気持ちが揺れている状態です。ウェディングや結婚式場の集客と根本的に異なるのは、「いますぐ連絡できるか」「信頼できる会社か」この2点だけで判断が決まる点です。ブライダル系のHPのように華やかさを追うのではなく、落ち着いたデザインと明確な情報提示が集客の土台になります。
工夫①:電話番号を「すぐ押せる場所」に置く
葬儀の問い合わせは、深夜・早朝を問いません。スマートフォンからのアクセスが多い今、画面上部に固定表示される電話ボタン(タップで発信)を設置するだけで、問い合わせ数が変わります。
ヘッダーに書いてあるだけでは足りません。スクロールしても常に画面下部に電話ボタンが表示される「固定フッターCTA」の実装を推奨しています。これはスマホ対応の中でも特に優先度の高い施策です。
正直に言うと、「まず問い合わせフォームを整備しましょう」という一般論は、緊急性の高い葬儀・セレモニーの問い合わせには当てはまりません。フォーム入力の手間が、感情的・時間的余裕のない遺族の離脱を招くからです。だからうちでは、電話番号のタップ発信を最初に提案しています。
工夫②:料金の目安を「隠さず」載せる
葬儀社のホームページで最もよく見る失敗が、「料金はお問い合わせください」だけで終わっているケースです。セレモニーホールや式場でも同様で、ウェディングのプラン料金すら見当たらないサイトが少なくありません。
家族が電話する前にまず確認したいのは「うちで頼んだらいくらくらいかかるのか」という不安の解消です。すべての料金を出す必要はありません。「家族葬プランの目安:〇〇万円〜」「一日葬プラン:〇〇万円〜」といった最低限のレンジを掲載するだけで、問い合わせへのハードルが下がります。
実際に、料金目安を追加した葬儀社のサイトでは、「料金が分からないから電話しにくかった」という声が減り、相談件数が安定しはじめています。
工夫③:スタッフ紹介で「人」を見せる
葬儀・式場選びで家族が重視するのは、「この人たちに任せて大丈夫か」という信頼です。会社概要や受賞歴よりも、担当スタッフの顔写真・名前・ひとことメッセージの方が、信頼形成に直結します。
スタッフ紹介ページを「ただの名簿」にしないことがポイントです。「葬儀に関わるようになったきっかけ」「ご家族へのメッセージ」を一言添えるだけで、読んだ人の印象が変わります。葬儀という業種だからこそ、人間味のある情報開示が差別化になります。
工夫④:施行事例の写真を掲載する
「どんな式ができるのか」をイメージさせることが、式場・葬儀社のHP集客では欠かせません。ただし、写真の見せ方には注意が必要です。
祭壇・会場・生花の様子など、故人や遺族が映り込まない形で撮影した施行写真を掲載することで、「自分たちも同じようにできるか」というイメージが湧きます。セレモニーホールやウェディングの装飾事例とは異なり、過度に華やかすぎる演出写真は逆効果になる場合があるのが葬儀社特有の注意点です。落ち着いた色味・自然光を活かした写真が、遺族の感情に寄り添うデザインとして機能します。
工夫⑤:Googleマップ連携とMEO対策を整える
「近くの葬儀社」「〇〇市 葬儀社」などのキーワードで検索した場合、上位に表示されるのはGoogleマップ(ローカルパック)です。Googleビジネスプロフィール(GBP)を整備し、HPとマップを連携させることが、地域集客の基盤になります。
具体的には以下が最低限必要です。
| 項目 | 対応内容 |
|---|---|
| GBPの基本情報 | 住所・電話番号・営業時間・カテゴリの正確な設定 |
| 写真の投稿 | 外観・会館内部・スタッフ写真を定期的に追加 |
| 投稿の更新 | 月1〜2回以上の投稿で活動状況をアピール |
| クチコミへの返信 | 感謝と誠実さが伝わる文面で返信する |
Googleビジネスプロフィールの整備は費用がかからず、対応後2〜4週間程度でローカル検索の順位に影響が出はじめます。MEO対策の中でも優先度が最も高い施策です。
よくある失敗パターン
grandiosoが葬儀社・セレモニーホールのHP改善を手掛ける中で、繰り返し見てきた失敗があります。
- トップページが重すぎてスマホで読み込まれない:画像サイズを最適化しないまま掲載し、表示速度が6〜10秒かかっているケース。遺族は待ってくれません。
- 問い合わせフォームが複雑すぎる:必須項目が10個以上あり、入力途中で離脱される。葬儀・式場の相談は「氏名・電話・一言」で十分です。
- 最終更新が5年以上前:「2019年○月 新会館オープン」などの情報が残ったままで、信頼を損なっている。ウェディングや結婚式場でも同様の問題が多い。
- スマホ非対応のまま放置:葬儀の検索の7〜8割はスマートフォンからです。スマホ表示が崩れていると、それだけで相談が来なくなります。
事例:兵庫県明石市・葬儀社のHP改善
明石市内で小規模な家族葬を中心に営む葬儀社から「ホームページを作ってもらったのに、一切問い合わせが来ない」とご相談いただきました。
確認すると、電話番号はフッターにのみ記載、料金は一切掲載なし、スマホでアクセスすると文字が重なって読めない状態でした。SEO的にも「明石市 葬儀」などのキーワードで3ページ目以降に沈んでいました。
対応した内容は以下です。
- スマホ対応(WordPress でレスポンシブ対応テーマに変更)
- 電話番号を固定ヘッダーとフッターCTAに配置
- 家族葬・一日葬の料金目安を追加
- Googleビジネスプロフィールを新規作成し、施行写真・スタッフ写真を投稿
結果として、改善後3ヶ月で月に3〜5件の電話相談が入るようになりました。葬儀社の問い合わせは月1〜8件が現実的な範囲であり、地域の規模や競合状況によって変わりますが、「ゼロ」から「数件」になることで経営の安定感がまったく違うとおっしゃっていました。
事例:大阪府高槻市・セレモニーホールのGBP整備
高槻市でセレモニーホールを運営する事業者から、「Googleマップで検索しても自分の会社が出てこない」というご相談でした。Googleビジネスプロフィール(GBP)は登録されていたものの、情報が不完全で写真も0枚という状態です。
GBPの基本情報を整備し、外観・ホール内部・祭壇の施行写真を10枚程度追加、カテゴリを「葬儀場」に正しく設定しました。あわせて月1回のGBP投稿を運用代行としてお手伝いしています。
対応から約6週間後、「〇〇市 葬儀社」「高槻 家族葬」といった検索でローカルパックに表示されるようになり、月に2〜4件のマップ経由の問い合わせが発生しています。問い合わせ件数としては月4件前後と小さく見えますが、葬儀社の単価を考えると売上インパクトは相応にあります。
まずこの2つから手をつける
5つの工夫すべてを一気に実施しなくて大丈夫です。すでにHPがある葬儀社・式場なら、まず以下の2つを優先してください。
- スマホ対応の確認と電話番号の固定表示:費用・時間ともに最小で、効果が出やすい
- Googleビジネスプロフィールの整備:無料で始められ、地域検索に直結する
この2つが整ってから、料金目安の掲載・スタッフ紹介・施行写真の順番で追加していくと、改善の効果が段階的に確認できます。
セルフチェック
- ✅ スマートフォンで自社HPを開いたとき、電話番号が画面上部またはボタンとして表示されているか
- ✅ 主要プランの料金目安(最低価格帯)が掲載されているか
- ✅ Googleビジネスプロフィールに写真が5枚以上登録されているか
- ✅ HPの最終更新が1年以内(古い情報が残っていないか)
まとめ・ご相談はお気軽に
葬儀社・セレモニーホールのHP集客は、「見た目を良くする」よりも「緊急性と信頼性に応える設計」がすべてです。ウェディングやブライダルのサイトとは求められるものが根本的に違い、遺族・ご家族の感情に寄り添うデザインと、迷わせない導線が相談件数を左右します。
私たち株式会社grandiosoは、関西エリアを中心に全国の中小企業・個人事業主の皆さまにホームページ制作やシステム開発をご提供しています。
この記事でご紹介した内容も、すべて当サイトで実際に運用しているものです。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください✨



























