この記事を読むと、ネットショップの商品ページSEOを改善して検索からの流入を増やす5つの方法が分かります✨
- 💬 商品をたくさん並べたのに、検索から全然来ない
- 💬 広告費をかけないと売れる気がしない
- 💬 SEOって難しそうで、何から手をつければいいか分からない
その悩み、原因は商品ページの作り方にあるかもしれません。広告に頼らず検索から売れる仕組みを作るために、今日から実践できる方法を解説します。
商品ページこそ、購買意欲が最も高いユーザーが辿り着く場所
ECサイトのSEO対策というと、多くの方がトップページや特集ページから手をつけます。でも実際に改善案件を手掛けていると、「商品ページから検索流入を取れているか」が売上に直結すると実感します。
なぜそうなるのか?
「ネイルオイル おすすめ」「北欧雑貨 マグカップ 手洗い可能」など、具体的な商品キーワードで検索する人は、すでに購入を検討している状態です。トップページから商品を探す人より、コンバージョン(購入)率がはるかに高い。商品ページへの流入を取れるかどうかが、広告費をかけなくても売れるECサイトになれるかどうかの分岐点です。
よく「ECのSEOはドメインパワーが全て」と言われます。
ところが実際に中小ネットショップの改善案件を手掛けていると、ドメインパワーより先に商品ページの内容が原因で検索に出ていないケースに何度もぶつかります。
具体的には、メーカーから提供された説明文をそのまま使ったことで、同じ内容が他店のページにも大量に存在し、Googleに「情報の薄いページ」と判断されているパターンです。
これを知っているかどうかで、改善にかかる期間が2〜3ヶ月変わります。
予算が限られているなら、まずこの3つだけでいい
5つの方法を全部一気にやろうとすると手が止まります。最初に着手すべき優先順位は次の3つです。
- 💡 商品タイトルのキーワード最適化(タイトルは検索順位に直結する)
- 💡 オリジナルの商品説明文に書き直す(重複コンテンツ(=他のページと同じ内容)を解消する)
- 💡 画像のALTタグを設定する(画像検索からの流入も取れる)
この3つだけで、インデックスされているのに順位が上がらない商品ページの問題の大半は解消できます。残りの2つ(レビューと構造化データ)は、流入が安定してから取り組んでも遅くありません。
商品ページSEOで検索流入を増やす5つの方法
1. 商品タイトルにキーワードを前半に入れる
商品タイトルの前半が、Googleが検索順位を決める際に最も重視するエリアです。
⚠️ NGの例: 「MK-203 ナチュラルソープ(品番そのまま)」
OKの例: 「無添加石けん 敏感肌 乾燥肌向け ナチュラルソープ MK-203」
ユーザーが実際に検索するキーワードを前半に置くだけで、同じ商品でも検索結果への表示頻度が変わります。品番やモデル名は後半に回してください。
2. メーカー説明文のコピペをやめてオリジナルに書き直す
これが最も効果が大きく、かつ多くのショップが見落としているポイントです。
メーカーから提供された商品説明文は、他の販売店も同じテキストを使っています。Googleは同じ内容が複数のページに存在すると「情報の薄いページ」と判断し、検索順位を下げます。これを重複コンテンツ問題と言います。
書き換えの際は以下の3点を盛り込みます。
- ・ 誰に向けた商品か(ターゲット・使用シーン)
- ・ 具体的なベネフィット(どう役に立つか)
- ・ 他商品との違い(なぜこれを選ぶのか)
300〜500文字でも十分です。メーカー文を「起点」にして読者目線で言い換えるだけでも重複コンテンツは回避できます。また、ネットショップを開業したばかりで何を揃えるべきか迷っている方は、ネットショップ開業に必要なものと費用まとめもあわせてご覧ください。
3. 画像のALTタグと画像ファイル名を設定する
Googleの画像認識精度は上がっていますが、テキスト情報への依存度はまだ高い状態です。ALTタグ(=画像の内容を説明するテキスト)を正しく設定することで、画像検索からの流入も取れるようになります。
⚠️ NGの例: alt="IMG_20231104_001.jpg" や alt="商品画像"
OKの例: alt="無添加石けん 敏感肌向け ナチュラルソープ 100g"
画像ファイル名も同様です。「img001.jpg」より「natural-soap-sensitive-skin-100g.jpg」の方がSEO的に有利です。WordPressやShopifyなど多くのプラットフォームでは、アップロード前にファイル名を変更するだけで対応できます。スマホ(レスポンシブ(=画面サイズに合わせて自動調整される設計))でも画像が正しく表示されるか確認し、WebP形式(=従来のJPGより軽量な次世代画像フォーマット)に変換しておくと表示速度の改善にもつながります。
4. 購入者のレビューを集める仕組みを作る
レビューはユーザーが書いたオリジナルコンテンツ(UGC=User Generated Content)です。Googleが「情報の更新があるページ」として評価し、検索順位の維持につながります。さらにレビューがあると、購入を迷っているユーザーの後押しになり、コンバージョン率も改善します。
仕組み化のポイントは、購入後3〜7日以内に自動でレビュー依頼メールを送ることです。「ご購入いただいた商品はいかがでしたか?一言でも教えていただけると次の方の参考になります」という短い一文で十分です。
5. 構造化データ(Productスキーマ)を設置する
構造化データとは、Googleに「このページは商品ページで、価格は○○円、レビューは○件あります」と直接伝える仕組みのことです(JSON-LD(=検索エンジンに情報を伝えるためのコード形式)で記述します)。
設置すると検索結果に価格・在庫状況・レビューの星が表示される「リッチスニペット」が出現し、同じ順位でもクリック率が上がります。WordPressの場合は「Yoast SEO」や「Rank Math」などのプラグインで設定でき、WooCommerceを使っていれば商品ページには基本的な構造化データが自動で入ります。
よくある失敗:メーカー提供の説明文をそのまま流用する
中小のネットショップで最も頻繁に見る失敗がこれです。
メーカー公式から仕入れた商品の場合、説明文もセットで提供されます。それをそのまま貼り付けると、同じ商品を扱う他の店舗が同一テキストを掲載している状態になります。Googleはこれを「どのページも同じ情報で価値がない」と判断します。
正直に言うと、「説明文はメーカーが書いてくれているから手間が省ける」という発想では、ECのSEOは機能しません。手間を惜しんで貼り付けた結果、広告をかけ続けないと売れないサイトのまま固定されてしまいます。だからうちでは、商品ページ改善の依頼を受けたとき、まず全商品の説明文がオリジナルかどうかを確認することから始めています。
逆に言えば、ライバル店が全員メーカー説明文を使い回している市場では、自分だけオリジナルに書き直すだけでも差別化になります。広告費をかけずに検索から売れる状態を作るために、この一手間が最も費用対効果の高い施策です。具体的な進め方が気になる方は、お気軽にご相談ください。
事例:大阪府池田市のハンドメイド雑貨ショップで流入が2.3倍に
以前、大阪府池田市のハンドメイド雑貨のネットショップ(ECサイト・オンラインショップ)からご相談をいただいたことがあります。阪急沿線の住宅街に工房を構え、スタッフ2名で運営している小さなオンラインショップです。
課題は「Googleアナリティクスを見るとほぼ全員がInstagramからで、検索からがほとんどゼロ」というものでした。商品は全部で80点ほどあったのですが、確認するとほぼすべての商品ページにALTタグが未設定で、説明文はメーカーから提供されたスペックが数行あるだけ。ファイル名は「001.jpg」「002.jpg」という状態でした。
対応した内容は3点です。
- ⭐ 全80商品のタイトルをキーワードを前半に置く形に書き直し
- ⭐ 商品説明文を使用シーン・ターゲット・素材のベネフィットを含む形に書き直し
- ⭐ 画像ALTタグと画像ファイル名を商品名+特徴の組み合わせに統一
公開から53日後、オーガニック検索流入が月47件から108件に増加(2.3倍)。購入率は1.8%から2.1%に改善しました。
兵庫県芦屋市のアクセサリーショップ(通販サイト)からも同様のご依頼をいただきました。このケースはメーカー説明文の流用が主な原因でしたが、オリジナル説明文への書き換えと構造化データの設置で、改善から6週間後にカテゴリーページの検索順位が平均18位から9位に改善しています。
あなたのECサイトは大丈夫?チェックリスト
- ✅ 商品タイトルの前半に、ユーザーが検索しそうなキーワードが入っていない
- ✅ メーカーから提供された説明文をそのまま使っている商品が3点以上ある
- ✅ 商品画像のALTタグが未設定、または「商品画像」などの汎用テキストになっている
- ✅ 検索からの流入が全体の10%以下で、広告やSNSに依存している
2つ以上当てはまるなら、商品ページのSEO改善を先に着手するタイミングです。
ネットショップのホームページ制作・SEO改善をお考えの方へ
当サイトでは、ネットショップ・ECサイトに特化したホームページ制作・システム開発の詳しいご案内ページをご用意しています。集客のポイントや導入事例など、ネットショップならではの課題と解決策をまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。
まずはここから始めてみませんか?
自分で改善したい方へ
まずはGoogleアナリティクスで「オーガニック検索」からの流入数を確認することから始めてみてください。現状の数字が分かれば、どの商品ページから改善するかの優先順位が立てやすくなります。
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「どこから手をつければいいか分からない」という方は、お気軽にご相談ください。現状の課題と改善ポイントを、専門用語なしで分かりやすくお伝えします。
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この記事でご紹介した内容も、すべて当サイトで実際に運用しているものです。
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