この記事を読むと、整骨院・接骨院がLINEを活用してリピーターを増やす3つの仕組みが分かります✨
- 💬 一度来院しても次の予約につながらない
- 💬 リマインドを手動でやっていて手間がかかっている
- 💬 口コミを増やしたいが促し方が分からない
よく「LINEは若い人しか使わない」と言われます。ところが実際に整骨院の集客を支援していると、40〜60代の患者様がLINEの友だち追加を積極的にしてくださるケースが増えています。来院後に「何かあれば連絡ください」と伝えても、電話は心理的ハードルが高い。でもLINEなら気軽にメッセージを送れる——そう感じている患者様が思いのほか多いのです。
この記事では、LINE公式アカウントを使ってリピーターを増やすための3つの仕組みを、現場で実際に機能している内容をもとに解説します。「システム開発が必要な話では?」と身構えなくて大丈夫です。まずは設定だけで動かせるものから紹介します。
仕組み1:来院後の自動フォローメッセージ(治療内容確認・次回提案)
患者様が帰宅した当日か翌日に、来院のお礼と治療内容の確認メッセージを自動送信する仕組みです。
たとえば「本日はご来院いただきありがとうございました。施術後、患部の張り感や痛みはいかがでしょうか。気になる点があればこちらからご連絡ください」という内容を、LINE公式アカウントのステップ配信機能を使って友だち追加から24時間後に自動送信できます。
なぜこれがリピートにつながるのか? 患者様が「気にかけてもらっている」と感じると、次の不調が出たときに真っ先にその院を思い出すからです。施術そのものの質と同じくらい、接触頻度と印象が再来院の動機を左右します。
加えて、このメッセージの末尾に「次回のご予約はこちらから」という予約リンクを付けておくと、手間なく次回予約に誘導できます。受付スタッフが電話対応に追われることなく、予約枠が埋まっていく状態が作れます。
設定のポイント
- LINE公式アカウントのステップ配信機能を使う(月額費用の範囲内で利用可)
- メッセージは「院長らしい言葉遣い」で書く。テンプレートをそのまま使わない
- 予約リンクはGoogleカレンダーや予約管理ツールと連携させると管理が楽になる
仕組み2:再来院を促す定期リマインド(症状別ケアのタイミング通知)
「前回の施術から2週間が経ちます。その後、肩の状態はいかがでしょうか」——このような症状に応じたタイミング通知が、定期リマインドの基本形です。
整骨院のリピート率が伸び悩む最大の理由は、「痛みが和らいだら行かなくなる」という患者心理です。痛みが消えた=完治ではなく、骨格や筋肉のバランスが整っていない状態が続いている場合がほとんどです。しかし患者様にとっては「もう大丈夫」と感じてしまう。
この認識のギャップを埋めるのが、タイミングに合わせたリマインドです。骨盤矯正なら「3週間後に状態確認のご来院をおすすめします」、肩こり施術なら「梅雨の時期は特に筋肉が張りやすくなります。ご体調はいかがですか」といった形で、根拠のある言葉で再来院を促します。
このリマインドをLINEで自動化するには、API(=システム同士をつなぐ仕組み)を使った連携が必要になるケースもあります。具体的には、予約管理システムやカルテ管理ツールと連携し、「前回来院日から○日後」という条件でメッセージを自動送信する仕組みです。
スタッフが手動でやっている場合との比較
スタッフが手帳やスプレッドシートで「次回連絡予定日」を管理している院は少なくありません。この方法でも丁寧に運用すれば効果は出ますが、患者数が月30名を超えてくると対応漏れが起きやすくなります。自動化に切り替えることで、スタッフは施術と接客に集中できます。
仕組み3:口コミ・紹介を促すメッセージ設計
口コミを増やすために、患者様に「レビューをお願いします」と直接頼むのはハードルが高い——そう感じている先生は多いはずです。Googleマップの口コミも、「書いてほしいと思っているが頼みにくい」という声をよく聞きます。
LINEを使うと、このハードルを自然に下げられます。施術から3〜5日後に「施術後のご体調はいかがでしょうか。もしよろしければ、今後の施術改善のためにご感想をお聞かせいただけますか」というメッセージを送り、その返信の流れの中でGoogleマップのリンクを案内する——この順番が重要です。
最初から「口コミを書いてください」と始めると、患者様は「宣伝に使われる」と感じることがあります。まず感想を聞き、良い反応があったときに口コミ誘導につなげる設計が自然で効果的です。
紹介については、「友だちにもご紹介いただけると、初回施術料金が割引になります」というインセンティブ型が機能しやすいです。紹介用のLINEリンクをメッセージに含めることで、患者様がそのまま友人に転送できる仕組みも作れます。
よくある失敗:口コミ依頼を一斉送信する
全患者様に向けて「口コミをお願いします」と一斉送信するのは逆効果になりやすいです。来院頻度が低い方や、まだ信頼関係が浅い方に同じメッセージを送ると、ブロックや友だち解除につながります。口コミ依頼は、来院回数3回以上・満足度の高そうな患者様に絞ってアプローチするのが基本です。
神戸市の接骨院での実例
以前、兵庫県神戸市の接骨院からご相談をいただいたことがあります。スタッフ3名・施術ベッド4台の小規模な院で、「新規患者は月14件ほど来てくれるが、3ヶ月後には半数以上が来なくなっている」という課題でした。
取り組んだのは仕組み1と仕組み2の組み合わせです。LINE公式アカウントのステップ配信で来院翌日のフォローメッセージを自動化し、2週間後・4週間後のリマインドをAPI連携で設定しました。メッセージの文面は院長自身の言葉で書き直してもらい、「システムが送っている感」が出ないよう調整しました。
取り組みから41日後、月の新規来院数は22件に増加し、既存患者の再来院率も約18ポイント改善しました。スタッフが電話でリマインドしていた時間が週あたり約3時間削減され、その分を施術準備や院内整備に充てられるようになったとのことでした。
正直に言うと:すべての院に同じ仕組みは不要
正直に言うと、患者数が月20名以下の院では、フルカスタムのLINEシステムは費用対効果が合いません。API連携やシステム開発に数十万円かけるより、まずLINE公式アカウントの標準機能(ステップ配信・セグメント配信)をしっかり使いこなすことの方が先です。だからうちでは、まずステップ配信の設定とメッセージ文面の整備から始めることを提案しています。それだけで月の再来院数が2〜4件増えるケースは珍しくありません。
月30名を超えてきたタイミングで、API連携や予約システムとの連動を検討するのが現実的な順番です。段階を踏んで投資できるよう、ステップごとの費用感を一緒に確認しながら進めていきます。
まずこの1つだけでいい
3つの仕組みをすべて同時に動かす必要はありません。最初に取り組むなら、来院翌日の自動フォローメッセージ一択です。
理由は単純で、設定が最も簡単で即効性が高いからです。LINE公式アカウントを開設し、ステップ配信を1通設定するだけで始められます。費用は月額の公式アカウント利用料のみ。スタッフへの教育も不要です。
この1通を設定して2週間様子を見てください。患者様からの返信が増え、次回予約のタイミングが変わってきます。その変化を実感してから、仕組み2・仕組み3へと拡張していくのが失敗しない順番です。
自院の状況を確認してみましょう
以下の項目で当てはまるものをチェックしてみてください。
- ✅ 来院後に患者様へ個別フォロー連絡をしていない
- ✅ 再来院のリマインドを手動(または口頭のみ)で行っている
- ✅ LINE公式アカウントを開設しているが、お知らせ配信しか使っていない
- ✅ Googleマップの口コミ件数が10件以下のまま止まっている
2つ以上当てはまるなら、LINEの仕組み化による改善余地が大きい状態です。今すぐ大がかりなシステムを入れなくても、設定の見直しだけで結果が変わることがあります。
費用の目安
| タイプ | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| LINE公式アカウント(スタンダード) | 月額15,000円〜 | ステップ配信・セグメント配信が使える。小規模院はまずここから |
| 外部ツール連携(予約管理+LINE) | 月額10,000〜30,000円+初期費用 | 来院履歴に応じた自動リマインドが可能。月30名超の院に適合 |
| フルカスタム開発(API連携・CRM構築) | 初期費用30万〜100万円+月額保守 | 複数店舗・独自カルテ連携・細かい分岐設定が必要な場合に検討 |
まずはここから始めてみませんか?
自分で改善したい方へ
まずはLINE公式アカウントを開設し、来院後の自動フォローメッセージを1つ設定することから始めてみてください。
プロに相談したい方へ
「リピーターが増えない」「LINE連携の仕組みを作りたい」という方は、お気軽にご相談ください。現状の課題と改善ポイントを、専門用語なしで分かりやすくお伝えします。
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